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執筆者の写真ボーンフリーアート

ボランティアの声

児童労働の現場に切り込む



ボーンフリーアートJapan創設メンバー 

金子 卓渡





 今年の6月、デバラジ氏による早稲田大学での講演を聞いたことがきっかけで、映像を通して児童労働を伝えることをテーマに選び、この夏バンガロールへ旅経ちました。約2週間ボーンフリーに滞在し、バンガロール市内で児童労働についての取材と撮影を行ないました。 メンバーの力を借りて、昼はマーケットやスラムで撮影、夕方は子どもたちとバレーボールなどをして一緒に遊び、夕食を食べるのが日課でした。皆、


辛い過去を感じさせないほど明るく社交的で驚きました。 また、自分の撮影以外にもたくさんのイベントを経験しました。オランダ、ウガンダ、インドネシアなどから訪れた人たちと子どもたちとの交流、カルナタカ州政府総理大臣によるデバラジ作彫刻の見学、「ヒロシマ・ナガサキデー」(8月6日)で原爆の話を中心とした市内の大学での講演などがありました。また、8月15日はボーンフリーが9周年目を迎えた日であり、またインドの独立記念日であるこの日にMGロードにあるメトロ(モノレール)高架下でイベントが開かれ、野外ライブにボーンフリーは参加し、私はベースを弾きました。 誰もが映画「スラム$ドッグミリオネア」のような劇的な人生を歩めるわけではなく、多くの子どもたちは生まれながらにして労働に縛られ、貧困から抜け出す希望を持てず働いているのが現実であり、悲しく衝撃的でした。児童労働の現場を撮ることに躊躇しましたが、撮影に協力してくれたボーンフリーの青年組たちが背中を押してくれました。お別れのときには夜中にもかかわらず全員で見送りをしてくれて、本当に名残惜しかったです。 帰国後、撮影した映像を短くまとめたものを10月6日、東京日比谷公園で行われた「グローバルフェスタ2013」のワークショップブースで発表しました。本編の方は現在編集中です。また、フェイスブックを通じてメンバーとの連絡を取り合っています。

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